作家の法的紛争に対する、マンガ編集者の関与禁止ルールを制定

news2026.03.02

マンガ制作事業「レジカスタジオ」を手がける特定非営利活動法人LEGIKA(所在地:東京都品川区、理事長:小崎 文恵、以下「LEGIKA」)は、レジカスタジオ編集部に所属するすべてのマンガ編集者に対して、担当する作家において生じた法的紛争について、代理人、仲裁者、アドバイザーなどの形式を問わず、一切の関与を禁止するルールを2026年3月1日に制定し、即日施行しました。

出版社等に在籍するマンガ編集者において、作家のプライベートな紛争に関して、編集者が作家本人に代わって法的交渉に関与する事例が散見されます。残念ながらマンガ編集に携わる多くの企業においては、法的紛争への関与行為について、明確な組織的対策が取られていないものと考えます。

このような行為は、本来法人組織と作家との取引関係にある中で、法人組織の従業員(または委託者)に過ぎない編集者が、与えられた業務領域を超えて、作家との間で私的な役割を担うものです。法人組織から見た場合、個人的な貸し借りの関係を作家との間でつくることで、組織的なガバナンスを逸脱するリスクを生じます。また、法的紛争の相手に対して、不当な圧力や組織的に何ら裏打ちのない約束等を行い、紛争をより拡大させる恐れがあります。

レジカスタジオにおいて、所属するマンガ編集者が法的紛争に関与した事例はありません。そもそも、マンガ編集者が業務上の役割を超えて、取引先に私的に関与することは業務ポリシーとして許容しておりませんが、改めて本ルールを設けることで、重大なトラブルが生じないようにしていきます。

また本ルールの存在を公表することで、担当作家からの不当な要求を防ぎ、編集者の労働環境を適正に保つ取り組みも進めていきます。

 

レジカスタジオ編集部スタッフと作家の面談の様子

なお、レジカスタジオの業務受託先において、LEGIKAに所属する役員・従業員からハラスメントやトラブルが生じた場合には厚生労働省より第二東京弁護士会が受託して運営する「フリーランス・トラブル110番」の窓口へご相談ください。(本案内はLEGIKAを委託元とする個人向けの業務委託基本契約にすべて盛り込まれています。)

窓口名:フリーランス・トラブル110番
URL:https://freelance110.mhlw.go.jp/

 

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