明治時代の創業者伝記をコミカライズし、社内報コンテンツとして活用

教育・研修利用
稲畑産業株式会社
明治時代の創業者伝記をコミカライズし、社内報コンテンツとして活用
IK物語「少年勝太郎」 第一話「勝太郎と万太郎」
稲畑産業株式会社の創業者である稲畑勝太郎氏の伝記をもとに、脚本家 島田悠子・マンガ家 尾形和也とともにマンガを制作。 マンガは全10話、社内報へと掲載されました。
掲載媒体
社内報
分量
表紙(カラー)、本編10ページ(モノクロ)全10話
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レジカスタジオでは、1890年創業の老舗専門商社・稲畑産業株式会社様よりご依頼を受け、社内報の別冊付録として配布される創業者伝記のコミカライズ作品を制作しました。

当初、社内報が従業員にあまり読まれていないという課題があり、注目されたのがマンガによる伝達という手法でした。また、海外拠点で働くスタッフにも会社の歴史を伝えたいというニーズがあり、マンガ形式による伝記の制作が企画されました。

当初は「漫画日本の歴史」のような堅めのテイストが想定されていましたが、レジカスタジオの担当ディレクターが、社員の平均年齢や男女比をもとに「読まれる社内報」にするための提案を実施。より親しみやすく、少年誌風の可愛らしい絵柄に方向性を調整しました。

マンガの脚本は、レジカスタジオ専属の脚本家・島田悠子氏が、原作『稲畑勝太郎君伝』をもとに担当。作画は、少年誌での連載経験もある漫画家・尾形和也氏が手がけました。創業者である稲畑勝太郎氏の人柄に共感が生まれるよう、フィクションも交えながらストーリーを構成しています。

完成したマンガは、社内報の別冊付録として配布されたのち大きな反響を呼び、全10話の完結時には「勝太郎ロス」の声が上がるほどの人気を獲得しました。現在では社外へのブランディング施策としても活用され、ウェブサイト上で特設ページが開設されています。