医療・介護・福祉関連の漫画制作事例5選

news2025.10.07

「医療・介護・福祉の情報は堅くなりがちで、なかなか読まれない…」そんな課題を抱える企業・団体は少なくありません。
レジカスタジオでは、これまで数多くの医療や福祉、介護関連の漫画制作を手がけてきました。
今回は、その中から5つの漫画制作実績をピックアップし、どんな工夫で伝わる漫画にしているかをご紹介します。

事例1:介護現場の目線とコミカルな演出でサービスの魅力を発信

漫画制作事例_第一興商様

依頼主:株式会社第一興商
仕様:4ページ×7話(フルカラー)
用途:展示会配布・WEB掲載

介護現場のリアルな日常を取り入れつつ、明るくコミカルなタッチで読後感を演出。第一興商様が介護施設向けに提供する『FREE DAM LIFE』の導入シーンをストーリーに組み込み、実用性を示しました。

さらに、制作した漫画を動画素材に再編集しナレーションや効果音を付けることで、動画プロモーションとしても活用。営業現場からも「使いやすい」と好評です。

事例2:院内学級の実話に基づくストーリーでプロジェクトを報告

漫画制作事例公益財団法人ベネッセこども基金様

依頼主:公益財団法人ベネッセこども基金
仕様:表紙カラー+本文モノクロ12ページ(計13ページ)
用途:WEB・ウェビナー資料

実際の取り組み(院内学級・分身ロボット“OriHime”活用)をベースに、入院中の子どもたちが学び続ける様子を教師の視点から描写。
ウェビナーや報告会の資料に漫画を組み込むことで、視覚的インパクトとストーリー性を持たせ、報告を印象付けました。

事例3:医療系業界団体の10年ビジョンを中高生向けに伝える

依頼主:医療系業界団体(大手広告代理店経由)
仕様:2ページ×4話(フルカラー)
用途:WEB・パンフレット展開

抽象的な「10年ビジョン」を中高生にも“自分ごと”として感じてもらえるよう、対話形式のストーリーを構築。主人公を読者と同世代に設定し、業界団体の若手社員がナビゲーターとして登場することで、未来の仕事や社会課題を身近に感じられるようにしました。

複数作家による分業体制で、タイトなスケジュールにも柔軟に対応しています。

事例4:オンライン療養指導サービスを介護施設経営者に訴求

漫画制作事例ドクターメイト株式会社

依頼主:ドクターメイト株式会社
仕様:15ページ(フルカラー)
用途:WEB・冊子展開

介護施設経営者・管理者向けに、オンラインで精神科医に相談できるサービスの仕組みと効果をストーリーでわかりやすく解説。導入後の活用シーンを多く盛り込み、利用イメージを持ちやすい構成にしました。

ヒアリングを重ねて“伝えたい意図”を正確に表現し、最終的には依頼主様から「やりとりが最小で済んだ」と高評価をいただています。

事例5:介護向け食品をストーリー仕立てで紹介

依頼主:介護向け食品メーカー(WEBメディア代理店経由)
仕様:6ページ×10話(フルカラー)
用途:WEB・パンフレット展開

要介護者や家族・ケアマネージャーの悩みに寄り添うヒロインを設定し、商品がどのように役立つかを物語の中で自然に提示し、読み手の共感を得られる構成としています。

本プロジェクトでは、提案段階からキャラクター設定やシナリオ案をレジカスタジオから提示しました。この結果、ご依頼主様と初期段階から合意形成を積み重ねることで、着実に制作プロセスを進めることができました。

医療・介護・福祉関連の漫画制作に共通する成功ポイント

医療・福祉・介護という専門性の高い分野でも、漫画を使えば伝わりにくいことも自然に・感情をともなって伝えることができます。

今回ご紹介したように、読者に寄り添う構成・ストーリー性・媒体展開を見据えた設計が成功の鍵です。

漫画制作の5つの成功ポイント
  • 読者の疑問→解決の流れを意識し、専門情報を“自分ごと”に感じられる構成にする
  • ストーリー要素を入れて読むモチベーションを確保
  • 紙・WEB・動画など複数媒体での流用を前提に企画設計
  • 初期段階のキャラクター設定・構成案で合意形成し、手戻りを減らす
  • 複数作家・進行管理体制で高品質・短納期を両立

お問い合わせ

レジカスタジオでは、企画設計から漫画制作まで一括で承っております。
医療・介護・福祉などなど、専門領域での漫画活用をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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